タケダ ヒロオ   Hiroo Takeda
  武田 比呂男
   所属   十文字学園女子大学  教育人文学部 文芸文化学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1988/02
形態種別 研究論文
標題 (研究紀要) 「殯宮之時」挽歌覚書
執筆形態 単著
掲載誌名 『明治大学大学院紀要』
掲載区分国内
巻・号・頁 第25集,15-2頁
概要 万葉集の中で「殯宮之時」という題詞をもつ柿本人麻呂作の三つの挽歌群について、まず、基本的には殯宮が生前の居所を離れて営まれたことを確認し、そのことが「殯宮」を強く意識させることになり、挽歌の中で「常宮・常つ御門・御殿」など「殯宮」をほめてうたう発想につながること、また「殯宮」は新しい宮の造営であり、そこに自分たちの主人が坐すと意識されたために、宮移りとしての表現や離宮讃歌・新宮讃歌と類同の讃歌的表現をとることなどを論じた。 B5,