教員紹介 - 山本　茂 | 十文字学園女子大学

ヤマモトシゲル Shigeru Yamamoto 山本　茂所属十文字学園女子大学大学院研究科食物栄養学専攻十文字学園女子大学人間生活学部食物栄養学科職種教授
言語種別	日本語
発行・発表の年月	1974
形態種別	研究論文
査読	査読あり
標題	Effects of protein and energy deficiencyon the incorporation of 14C-chlorella protein hydrolysate into body constituents of adult rats.（タンパク質・エネルギー欠乏状態の成熟ラットに投与した¹⁴C-クロレラ蛋白質加水分解物体組織への14C取り込みや呼気中あるいは尿中への¹⁴C放出）
執筆形態	共著
掲載誌名	J Nutr Sci Vitaminol
巻・号・頁	20,437-449頁
著者・共著者	著者：Yamamoto S, Wakabayashi K, Niiyama Y & Inoue G.
概要	¹⁴C-クロレラ蛋白質加水分解物を用い、成熟ラットにて、体組織への¹⁴C取り込みや呼気中あるいは尿中への¹⁴C放出における蛋白質/エネルギー欠乏の影響を検討した。ラットは蛋白質欠乏食群（PFD群）と対照群（LA群；12%ラクトアルブミン食）、pair-fed群に分類し、2週間これらの食事を与え、15日目におのおのの食事に14C-クロレラ蛋白質加水分解物を添加した。その結果、PFD群において蛋白質の合成率は、肝臓で増加し、一方筋肉中では減少した。LA群では体内の総放射能が他の群より有意に低い傾向を示し、このことは蛋白欠乏時の体蛋白量保持能が高いことを示している。さらに、PFD群においてアミノ酸の脂質やグリコーゲンへの変換率が減少していることが確認された。研究計画、実施、データ処理、論文作成を担当した。