ヤマモト シゲル   Shigeru Yamamoto
  山本 茂
   所属   十文字学園女子大学大学院  研究科 食物栄養学専攻
   十文字学園女子大学  人間生活学部 食物栄養学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1999
形態種別 研究論文
査読 査読あり
標題 小児の食生活環境が食物アレルギーの発症に及ぼす影響:1歳半児のアンケート調査から
執筆形態 共著
掲載誌名 四国医学雑誌
掲載区分国内
巻・号・頁 55巻(1号),1-6頁
著者・共著者 著者:坂井堅太郎、牛山優、小松龍史山本茂、真鍋祐之、上田伸男、木戸康博、中坊幸弘
概要 食物アレルギーの発症に及ぼす食生活上の要因を見出す目的で、離乳が完了して間もない1歳半児(2492名)に、小児の食物アレルギーの発症率と食生活状況をアンケート法により調査した。食物アレルギーの発症率は12.0%であった。このうち91.5%は、症状が出た食物を除去していた。その主な食物は卵(73.2%)、卵を含む食品(46.5%)、牛乳(31.6%)、牛乳を含む食品(24.6%)、魚介類(15.8%)であった。離乳開始を生後4ヶ月以前に行った児の食物アレルギーの発症頻度は8.5%と低く、逆に生後6ヶ月以降に行った児において14.4%と高い発症率を示した。親の保育経験が一人目の児、または乳児期の哺乳形態が母乳のみであった場合に食物アレルギーの発症頻度が高い結果が得られた。研究計画、実施、データ処理、論文作成を指導した。