シムラ フミオ   Fumio Shimura
  志村 二三夫
   所属   十文字学園女子大学  十文字学園女子大学
   十文字学園女子大学大学院  研究科 食物栄養学専攻
   職種   学長
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/01
形態種別 調査報告書
標題 食品のもつ生活習慣病(精神疾患)の予防効果の評価方法
執筆形態 単著
掲載誌名 平成16年度 総括・分担研究報告書,主任研究者 上野川修一,
掲載区分国内
出版社・発行元 厚生労働科学研究 食品の安全性高度化推進事業:いわゆる健康食品の有効性の評価に関する研究
巻・号・頁 43-53頁
概要 健康食品の有用性は安全性と有効性とのバランスの上に成り立つとの観点から,精神保健・脳の健康への有用性を志向するハーブ製品の評価に適すると考えられる手順を提案し,その実地への適用を試みた。Natural Medicines Comprehensive Databaseを用いて一次スクリーニング・検索を行い,抗不安・催眠作用が期待されているバレリアンをモデル評価対象として選定した。二次スクリーニングのラットを用いた安全性試験では,ヒトの1日摂取目安量の100倍の投与量であっても,臓器重量,肝臓でのチトクロムP450(CYP)の発現にとくに影響を与えなかった。ついで,DNAマイクロアレイによる検討を行い,ポジティブコントロールの抗不安・催眠薬ジアゼパム,またバレリアンのラットへの投与が,脳における遺伝子発現を変動させる可能性を見出した。