コバヤシ ミノル   Minoru Kobayashi
  小林 実
   所属   十文字学園女子大学  教育人文学部 文芸文化学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/03
形態種別 研究論文
標題 巌本善治「ゆりか物語」の実験
執筆形態 単著
掲載誌名 『十文字国文』
掲載区分国内
巻・号・頁 (第15号),35-49頁
概要 明治女学校教頭の巌本善治は、明治20年、雑誌『女学雑誌』に「ゆりか物語」を連載する。これは単なる小説ではなく、優れた女性の生きざまを描くという教育的目的があった。執筆時期及び内容から、坪内逍遥「妹と背鏡」を意識していることは明らかであるが、主人公の末路をハッピーエンドとするために、途中からオリジナルの筋立てに変わる。その際、挿絵の効用を活かして、視覚的な表現を用いながら、筋立ての強引さを補おうとするが、そこには、のちに一般化する近代文学の方法にはない表現の斬新さが認められる。