タカダ ケント   Kento Takada
  髙田 健人
   所属   十文字学園女子大学  人間生活学部 食物栄養学科
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/12
形態種別 研究論文
査読 査読あり
標題 介護老人福祉施設・介護老人保健施設における栄養ケア・マネジメント強化加算算定施設の特性 2021年度施設実態調査(原著論文)
執筆形態 共著
掲載誌名 日本健康・栄養システム学会誌
掲載区分国内
巻・号・頁 22(2),11-23頁
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 高田 健人, 遠又 靖丈, 長谷川 未帆子, 岡本 節子, 古明地 夕佳, 苅部 康子, 谷中 景子, 堤 亮介, 榎 裕美, 大原 里子, 加藤 すみ子, 田中 和美, 長瀬 香織, 小山 秀夫, 三浦 公嗣, 杉山 みち子
概要 目的:介護老人福祉施設(以下、特養)および介護老人保健施設(以下、老健)において栄養マネジメント強化加算を算定している施設の特徴を明らかにすることを目的とした。方法:2021年9月に、特養1,928施設と老健1,126施設にIDコード化した質問票を郵送した。栄養マネジメント強化加算「算定あり」施設と「算定無し」施設で統計的な比較を行った。結果:特養356施設、老健200施設を分析対象とした(回収率18.2%)。平均入所者数は特養、老健ともに「算定あり」施設で少なかった。常勤管理栄養士が2名以上いる特養の割合は、「算定あり」施設40.5%に対し、「算定無し」施設16.7%(P<0.001)であり、同様に老健では「算定あり」施設56.0%に対し、「算定無し」施設11.1%(P<0.001)であった。経口維持加算I(食事の観察)を算定した特養の割合は、「算定あり」施設57.7%に対し、「算定無し」施設35.3%(P<0.001)であり、同様に老健では「算定あり」施設81.1%に対し、「算定無し」施設46.5%(P<0.001)であった。結論:栄養マネジメント強化加算「算定あり」施設の多くは,少なくとも2名の常勤管理栄養士を配置し,良好なNCMプロセスを推進していた。(著者抄録