タカダ ケント   Kento Takada
  髙田 健人
   所属   十文字学園女子大学  人間生活学部 食物栄養学科
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/03
形態種別 調査報告書
標題 (研究事業等報告書)県営団地居住高齢者の低栄養改善の仕組みづくり
執筆形態 共著
掲載誌名 神奈川県健康団地未病(低栄養)対策事業.報告書(平成28-30年度)
掲載区分国内
著者・共著者 著者:○高田健人、飯田綾香、徳永美希、長瀬香織、樋口良子、中島啓、杉山みち子、中村丁次
概要 神奈川県営A団地居住高齢者において、(1)低栄養のおそれのあるもの(「BMI18.5kg/m2未満」と「6か月間で2~3kgの体重減少あり」のうち、いずれかまたは両方に該当)が約2割。(2)基本チェックリスト判定基準より、介護予防事業における「二次予防」に該当するものが約3割。(3)基本チェックリスト各項目に該当したものでは、2年間の死亡+要介護認定リスクが2~5倍程度増加。(4)「二次予防」に該当したものでは、自治会のイベントや栄養カフェなどに参加することで、2年間の死亡+要介護認定のリスクが減少する可能性が示唆された。事業評価より(1)地域住民との関係性づくりは当該事業を円滑に推進していく上で有効であった。(2)単身高齢者の増加による看取りや閉じこもりの問題が顕在化しており、食事や栄養に対して関心を持つ住民は少ないこと、住民にとって栄養の優先順位が低いことが課題であった。