ウメムラ タクミ   umemura takumi
  梅村 拓未
   所属   こども学科 所属教員
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/03/25
形態種別 学術論文
標題 高校生における「書く」「聞く」「話す」「読む」ことへの苦手意識に関する研究 : 学習動機づけ・学校享受感との関連の検討
執筆形態 共著
掲載誌名 子ども発達臨床研究
掲載区分国内
巻・号・頁 16,1-9頁
総ページ数 9
担当範囲 抽出不可
著者・共著者 村井史香 梅村拓未 鈴木育美 鈴木修斗 渡邉仁 加藤弘通
概要 本研究では、高校生を対象に、国語の 4 技能である「書く」「聞く」「話す」「読む」ことへの苦手意識の実態を明らかにするとともに、これらの苦手意識の高低により、学習動機づけ、学校享受感、学校適応感に差異がみられるかどうかを検討した。高校 1 年生に質問紙調査を実施した結果、「書く」「聞く」「読む」ことへの苦手意識は概ね低い水準にある一方、「話す」ことには比較的苦手意識を伴いやすいことが示された。また、同一化的調整に基づく学習動機づけは、苦手意識高群の方が、苦手意識低群よりも有意に高い傾向が示された。一方で、学校享受感、学校適応感には、苦手意識の高低による差はみられなかった。これらの結果から、苦手意識の高い者に対しては、将来の夢や目標の実現に関連するような授業内容を展開することが有効である可能性が考えられた。

実際の執筆は研究代表者であるが,研究デザインの構築・検討に関わったため,抽出不可