オキタ コウイチ   Koichi Okita
  沖田 孝一
   所属   生涯スポーツ学部 スポーツ教育学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011
形態種別 総説
標題 心不全における骨格筋異常と筋仮説
執筆形態 単著
掲載誌名 循環器内科
出版社・発行元 科学評論社
巻・号・頁 vol.69(3),275-285頁
概要 慢性心不全の臨床的特徴は、運動耐容能の低下であるが、その主病態は、文字通り心機能不全であり、運動耐容能低下もこの病態に起因すると考えられていた。しかし、多くの研究者により、心機能と運動耐容能の関連は有意でないことが報告され、心不全研究は、中心循環から末梢循環、そして骨格筋へと変遷した。本稿では、これまで明らかになった慢性心不全における骨格筋の器質的・機能的異常について評説し、慢性心不全治療薬として確立しているアンギオテンシン変換酵素阻害薬、アンギオテンシン受容体遮断薬、β遮断薬および運動療法の効果との関連について解説した。