タケダ タダシ   Tadashi Takeda
  竹田 唯史
   所属   生涯スポーツ学部 スポーツ教育学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/08
形態種別 研究発表
標題 アルペンスキー競技における技術・戦術構造について 
※日本体育学会 体育方法専門分科会 奨励賞 受賞
執筆形態 共著
掲載誌名 日本体育学会第60回大会、広島大学
著者・共著者 共同研究者:近藤雄一郎,進藤省次郎,竹田唯史.
概要 本研究は、以下の3つの観点から、アルペンスキー競技における技術・戦術構造を明らかにすることを目的とする。まず、滑走コースという場(物的空間)やスキー板やブーツなどの用具(道具)などの物質的手段や、合理的な動作情報やルールなどの非物質的手段と関わって技術を捉える。次に、スタートからゴールまでの競技者である主体が、物質的手段である客体に働きかける時間及び空間の変化を的確に捉え、それに応じた運動目的及び目的達成のための運動課題を明らかにする。この運動課題を明らかにすることに合わせて、戦術を捉える。本研究では、運動目的を達成するための運動課題に対し、競技者である主体がどのような運動の仕方、つまり「技術」を用いるかを運動学的知見に学び検討を行う。また、主体が合理的・合目的・経済的な運動の仕方によって運動目的の達成を目指す中で、当該運動種目の特質を体現するための主体的・客観的手段を選択・決定する方法・方略を戦術と捉え検討を行う。これら、技術と戦術の関係性を併せて体系化を行う。