ナガタニ ミノル   Minoru Nagatani
  永谷 稔
   所属   生涯スポーツ学部 スポーツ教育学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/03
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 嘉納治五郎の学校運動部活動における思想と戦略−明治初期から戦前に着目して−
執筆形態 単著
掲載誌名 経営哲学論集
掲載区分国内
出版社・発行元 経営哲学学会
巻・号・頁 13(1),108-112頁
概要 学校運動部活動は,明治期における大学を中心に活動が始まり,その後,高等学校や中学校に拡がっていった.この普及の過程に大きな影響を及ぼしたのは,高等学校や中学校の教員を養成する高等師範学校での活動である.高等師範学校校長の嘉納治五郎は,明治維新後学制が発布され,一般国民に教育が浸透していくことを見越し,高等師範学校で課外活動を促進し,知・徳・体を備えることが必要であると説いた.そして,その教えを学んだ卒業生が,全国の高等学校や中学校で学校運動部活動を普及させていくことにつながっていることを明らかにした.