ハヤカワ マナミ
早川 真奈美 所属 看護学部 職種 専任講師 |
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発表年月日 | 2012/03 |
発表テーマ | 安楽死事件に関する看護学生の意識 -討論後のレポート分析を通して- |
会議名 | 学術学会 第22回 |
主催者 | 日本医学看護学教育学会 |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 鳥取大学医学部 |
発表者・共同発表者 | 共同発表者:早川真奈美他 |
概要 | 安楽死事件を題材とした討論を通して看護学生の生と死についての意識調査を行った。討論後のレポート分析を行った結果、討論前は安楽死を肯定的に捉えていた学生の数は減少し、否定的あるいはどちらでもないという学生の数が増加した。その判断理由として、「生の終焉を自ら決定する権利」「生きる権利」「人間の感情の不確かさ」「家族環境」の4つのカテゴリーが抽出された。討論を行うことで、患者の自己決定権や家族の思い、医療者の姿勢を熟考するとともに、多種多様な意見に触れ、相反する意見も取り入れていくという姿勢が見られた。看護者として患者のあらゆる自己決定をサポートするという認識を持つ機会になったのではないかと推察される。 |