タケウチ ヨウコ   Takeuchi Yoko
  竹内 陽子
   所属   看護学部
   職種   准教授
発表年月日 2001/11
発表テーマ 精神障害者の長期入院に伴う高齢化の実態調査
会議名 日本精神看護技術協会石川支部研究発表会
学会区分 地方学会
発表形式 口頭(一般)
発表者・共同発表者 共同発表者: 北岡悟美 長谷薫 竹内陽子 天池千英 新屋一 前畑優喜恵 今村静江 岡田俊子
概要 本研究の目的は、単科の精神科病院における精神障害者の高齢化の実態調査を行うことである。対象の選定基準は、病院に入院している精神障害者であり、内65歳以上の者とし、除外基準は痴呆、精神遅滞、アルコール依存症患者とした225名。方法は、1.昭和58年度~平成12年度までの年度別入院患者の平均年齢の変化、2.急性期病棟、回復期病棟、長期入院慢性期病棟からなる6つの病棟における入院患者の平均年齢の比較、3.厚生労働省調査との比較、4.入院患者の保護義務者の内訳を調査した。結果、入院患者の平均年齢は、18年間で13歳高齢化していた。病棟別には急性期病棟では30代後半、慢性期病棟では50歳前後であり、厚生労働省が調査した年齢構成比と類似していた。保護義務者は、急性期病棟では両親が多く、慢性期病棟では兄妹が多く、長期入院病棟では子の割合が多くなっていた。