タケウチ ヨウコ   Takeuchi Yoko
  竹内 陽子
   所属   看護学部
   職種   准教授
発表年月日 1999/12
発表テーマ 日常生活行動観察表を用いて精神障害者への看護実践の検討
会議名 公益社団法人 日本看護協会学術集会   第11回東海北陸地区看護研究学会
学会区分 地方学会
発表形式 口頭(一般)
発表者・共同発表者 共同発表者: 松本敦子  竹内陽子 桶谷玲子
概要 本研究の目的は、慢性精神疾患を有する患者が入院している開放病棟において、日常生活行動観察表を用い、精神障害者への看護実践の検討を行なうことである。対象は、病棟に入院している男性患者20名であり、期間は、1998年6月~12月であった。方法は、日常生活行動観察表の尺度を用いて、日常生活行動11項目、対人関係5項目を、対象者の受け持ち看護師が状態を観察し、評価した。得点が高いほど日常生活能力が高いと判断する。評価結果により、得点が低いところに看護計画を立て対応し、3か月後と6ヶ月後に、再度評価した。分析方法は、基本属性と尺度得点を記述統計し、尺度得点の比較はt検定を用いた。結果、3ヶ月後には日常生活行動の3項目が、6ヶ月後には対人関係を含めたほとんどの項目が改善された。