タケウチ ヨウコ   Takeuchi Yoko
  竹内 陽子
   所属   看護学部
   職種   准教授
発表年月日 2011/10
発表テーマ 高齢者の下肢に皮膚創傷が起こる要因:普通型車いすとチルト型・リクライニング型車いすの差
会議名 公益社団法人 日本看護協会学術集会 第19回石川県看護学会
学会区分 地方学会
発表形式 口頭(一般)
発表者・共同発表者 共同発表者: 宮本真由美 竹内陽子 和長かおる
概要 本研究の目的は、褥瘡とは異なった下肢の創傷について、普通型車いすと、チルト・リクライニング型車いすによる差を調査することである。対象は、調査期間に対象病棟に入院していた患者47名。調査内容は、1)移動方法として、独歩・車いす・リクライニング車椅子のいずれを使用しているか。2)創傷の発生状況として、傷および内出血の有無、3)内的因子として、総蛋白の値、アルブミン値、BMI値について。4)外的因子として、介助の種類、立位の不可について。5)直接的因子として、ケア中の創傷発生の有無を調査した。分析は、調査したデータから割合を出し、各比率から要因を検討した。また各因子の関係性をピアソンの相関係数とt検定を用いて分析した。結果、リクライニング車椅子で創傷が多く、創傷の形成には低たんぱく血漿で低体重の患者が最も多く見られた。