タケウチ ヨウコ
Takeuchi Yoko
竹内 陽子 所属 看護学部 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2010/08 |
発表テーマ | 高齢者の鱗屑・落屑の軽減を図る取り組み:ボディソープの使用回数を減らした効果 |
会議名 | 公益社団法人 日本看護協会学術集会 第41回日本看護学会老年看護学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
発表者・共同発表者 | 共同発表者: 瀬戸信哉 川井珠江 金田拓也 清水とよ子 竹本直美 藤多志子 竹内陽子 |
概要 | 高齢者は皮膚の水分保持機能が低下し、皮膚が乾燥しやすく、掻痒感を伴う。本研究の目的は、入浴時のボディソープの使用回数を減らすことで、皮膚乾燥の改善に伴い鱗屑・落屑も改善することとした。対象は、鱗屑・落屑はあるが、それらに対して内服・軟膏処置をしていない高齢患者29名の内、同意を得られ、研究期間全てに参加できた23名であった。方法は、週2回の入浴のうち、ボディソープの使用を週1回とし、8週間実施した。ボディソープを使用しない時は、シャワーのみで、やわらかいタオルで撫でるように洗った。評価方法は、坂本らが作成した下肢の皮膚状態の判定基準を参照した尺度を使用し、下腿の鱗屑・落屑をそれぞれ点数化した。結果、ボディソープの使用回数を週2回から週1回に減らす事により、鱗屑・落屑の改善が見られた。時間の経過と共に改善した者が増加しており、効果は徐々に現れてくることが示唆された。 |