コイヌマ ヒロツグ
  小井沼 広嗣
   所属   教育学部
   職種   専任講師
発表年月日 2013/10
発表テーマ 「イエナ期ヘーゲルの実践哲学における「主体性の原理」」
会議名 日本倫理学会第64回大会
学会区分 全国学会
単独共同区分 単独
開催地名 愛媛大学
概要 一般に「実体は主体である」というテーゼはヘーゲル哲学全体を貫く基本原理であると解されているが、彼がこの原理に到達した事情を実践哲学の文脈から把握するためには、近代における個人の主体性という契機をいかにしてヘーゲルが自らの人倫構想に取り込んだのか、という論点が重要となる。そこで本発表では、イェーナ期の著作群に照準を定め、「主体性の原理」ならびにこの原理と密接に関わる「道徳性」と「宗教」の意義づけの変遷を検討した。