キドウラ トヨカズ   Kidoura Toyokazu
  木戸浦 豊和
   所属   教育学部
   職種   准教授
発表年月日 2013/12
発表テーマ 夏目漱石『文学論』の位相――同時代の英語圏における文学論・芸術論との比較対照から
会議名 日本近代文学会・2013年度12月例会国際研究集会・日本近代文学のインターフェイス
概要 本発表は、漱石、ロシアの小説家トルストイ、および主にイギリスで活躍した小説家・評論家ヴァーノン・リーの芸術論・文学論を同時代の理論的言説として検討した。漱石は『文学論』においてトルストイとリーの理論的言説に言及している。三者の理論は、芸術や文学の鑑賞の際に生じる「感情」の経験を重視する点で、共通の関心を示していることを論じた。