リ カ   Ka Ri
  李 嘉
   所属   外国語学部
   職種   専任講師
発表年月日 2020/11/28
発表テーマ 中国語の自然会話における「不是」の談話機能について:マルチモーダル情報を含むコーパスに基づく調査 (ワークショップ 語用論研究におけるコーパス利用の可能性と留意点)
会議名 日本語用論学会第23回大会
主催者 日本語用論学会
学会区分 国際学会
発表形式 シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 大名 力(名古屋大学) 新實 葉子(立命館大学) 山内 昇(大同大学)
概要 ワークショップ 語用論研究におけるコーパス利用の可能性と留意点:
近年,コーパスの大規模化に加え,従来のコーパスデータの主体であった小説や新聞記事などの書き言葉のみならず話し言葉のデータを収録したコーパスが公開されている。それに伴い,語用論研究においてもコーパスの有用性が高まっている (Romero-Trillo 2008; Jucker, Schreier & Hundt 2009; Aijmer & R¨uhleman 2015; R¨uhlemann 2019参照)。しかし,コーパスを言語研究に使用する上で必要となる知識や検索上の技術,利用時における注意点などが十分に共有されておらず,研究で生じた問題について,研究者間で明示的に原因を検討することが困難な状況にある。
本ワークショップでは,以下 2 点の検討を通して,コーパスを利用した語用論研究のための基盤を提供する。
1. 言語研究資料としてのコーパスデータの性質および関連概念に関する体系的な検討を行う。
2. コーパスを利用した語用論研究の具体例を提示することにより,語用論研究におけるコーパス利用の可能性を示すと共に,各研究目的に沿ったコーパスの性質や利用法を批判的に検討し,データ収集時の留意点を明示化する。