ハマチヨ イヅミ   Izumi Hamachiyo
  濱千代 いづみ
   所属   教育学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/03
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
標題 天草版『平家物語』のオノマトペ
執筆形態 単著
掲載誌名 岐阜聖徳学園大学国語国文学
掲載区分国内
巻・号・頁 (第38号),99-118頁
総ページ数 20
概要 天草版『平家物語』のオノマトペを計量的観点と文脈における用法の観点で追究し,以下の点を究明した。天草版『平家物語』は高野本『平家物語』・『エソポのハブラス』と比較してオノマトペを多用している。意味の上で急な変化や勢いのあるさまを表す語を多用し,泣くさまを表す語が少ない。語種の上では漢語の使用が少なく,これにはこの書の編集目的・方法が関わっている。ソット,ムサトなど話し言葉でオノマトペが副詞として機能していく様子を示している。