ヒラノ アキヒコ
平野 昭彦 所属 看護学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/03 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 吸引圧の安全性に関する基礎的研究-ラット気管を用いた粘膜損傷の検討-(査読付) |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 岩手県立大学看護学部紀要,Vol.7 |
担当範囲 | 67-72 |
著者・共著者 | 平野昭彦,武田利明,石田陽子,小山奈都子,菊池和子,高橋有里 |
概要 | 吸引圧と粘膜損傷との関係について基礎的データが不十分であることから,深麻酔下で致死させた直後のラットの気管を摘出し,気管を切開した後,粘膜を吸引する実験を行なった.カテーテルを当てた部位を病理組織学的に検索した.吸引は,圧200mmHg,300mmHg,400mmHg, 500mmHgでそれぞれ2秒間と8秒間を実施し,500mmHgで8秒間の吸引において,広範囲に基底膜までの剥離が認められた.粘膜損傷が広範囲に基底膜まで達する場合は,損傷の修復に時間を要するため,その吸引圧は安全ではないと考えられる.したがって,本実験条件下では,吸引圧500mmHgで吸引時間8秒は,危険な吸引圧と考えられた. 担当:共同研究につき本人担当部分抽出不可能 |