イサジ ツネヒサ   Tsunehisa Isaji
  伊佐地 恒久
   所属   外国語学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2006/10
形態種別 研究論文 
査読 査読あり
標題 日本人高校生英語学習者の英語リーディング熟達度テストにおけるテスト・テイキング・ストラテジーについて―上位者と下位者の比較―
執筆形態 単著
掲載誌名 JLTA Journal
出版社・発行元 日本言語テスト学会
巻・号・頁 9,36-54頁
著者・共著者 伊佐地恒久
概要 英語熟達度が高い受験者と低い受験者が4種類の読解問題に解答する際に用いたストラテジーを比較した。その結果、1)熟達度に拘わらず、受験者は大問の形式によってストラテジーを決めること、2)熟達度が高い受験者は、英文の内容を理解することによって正答を得ようとするが、熟達度が低い受験者は、英文を理解することなしに正答を得ようとする(test-wiseness)傾向があること、3)熟達度が高い受験者でも、「総合問題」に解答する際には、test-wisenessを用いる傾向があること、などがわかった。熟達度が低い受験者にも配慮した難易度の英文の出題が望まれる。また、「総合問題」の不適切さが確認された。