ハヤカワ マナミ
早川 真奈美 所属 看護学部 職種 専任講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 早期体験実習の意義に関する文献検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 6(1),49-62頁 |
著者・共著者 | 共著者:早川真奈美、古田雅俊、中村恵子 |
概要 | 入学後,間もない時期に実施される早期体験実習について、過去10年間(2006-2015)の国内文献を概観し、実習の現状からみた早期体験実習の意義と今後の課題について検討した。早期体験実習は、1年次前期に設定されているものが多かった。また実習施設は医療施設のみの場合、あるいは福祉施設や地域施設までに拡充して実施しているところがあった。学生は、看護援助を提供する経験をしていないがゆえに、生活としての視点と医療者側としての視点が相まって視野の拡大が見受けられた。困難を感じていたのは知識不足や患者とのコミュニケーションであった。一方、看護の大変さ・厳しさを目の当たりにしたが、それらを今後の自己学習課題が明確になったと肯定的に捉えていた。このような学習意欲を失うことなく維持していくためには、早期体験実習の内容の充実を図っていく必要性が示唆された。 |