ハヤカワ マナミ
早川 真奈美 所属 看護学部 職種 専任講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 看護基礎教育における陰部洗浄の看護技術教育の現状と課題 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 4(1),75-86頁 |
著者・共著者 | 共著者:早川真奈美、古田雅俊、中村恵子 |
概要 | プライバシーを損ない、かつ難易度が高い看護技術である陰部洗浄に関して、看護学生が困難を生じる要因について文献を概観した。看護学生が陰部洗浄を困難と感じる要因は、「教育内容・教育方法との関連」「受持ち患者の状況に応じた技術との関連」「陰部洗浄実施の状況(経験値)との関連」「セクシュアリティとの関連」の4つのカテゴリが形成された。講義や校内実習では、対象が女性に偏重された教育がなされ、かつ便器を使用した方法を多く用いている。臨地実習では、学生の想定以上の患者の状況があるため、難易度が高く、主体的実施の経験を積むことは困難である。さらに、陰部洗浄実施時に、学生自身のセクシュアリティが揺るがされ、患者のセクシュアリティを冒すかもしれないことに困惑しており、教育的配慮が必要であるとの示唆を得た。 |