マツモト シンゴ   Matsumoto Shingo
  松本 信吾
   所属   教育学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/03
形態種別 研究論文 
標題 「幼児期の発達における運動の役割」
執筆形態 共著
掲載誌名 学部・附属学校共同研究紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 広島大学学部・附属学校共同研究機構
巻・号・頁 (38),295-300頁
総ページ数 6
担当範囲 データ収集、分析補助、考察
著者・共著者 杉村 伸一郎; 浅川 淳司; 岡花 祈一郎; 財満 由美子; 松本 信吾; 林 よし恵; 上松 由美子; 落合 さゆり
概要 本研究の目的は、運動、認知、社会性の3つを同時に縦断的に測定し、複数の運動項目による質的な群分けを試みるとともに、子どもの日常を加味した事例的検討を行うことにより、運動発達が認知や社会性の発達に及ぼす影響を、総合的にかつ個別に明らかにすることであった。年中児33名、年長児35名を対象に、約6ヶ月間隔で、運動能力8項目と認知や社会性に関する5項目を測定した。クラスタ分析の結果より、年中児では3つ、年長児では4つの群に分けることができ、各群の違いは、運動に対する子どもの好き嫌い、苦手意識や緊張感などによって説明できた。また、重回帰分析の結果から、年中児では、リーダーに関してはリズム、チャレンジに関しては捕球、年長児では、リーダー、チャレンジともにボール投げが、影響を与えていると考えられた。
本人執筆担当部分:データ収集、分析補助、考察(pp:297)