タケウチ ヨウコ   Takeuchi Yoko
  竹内 陽子
   所属   看護学部
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 精神科病院の認知症患者における2年間の転倒・転落の実態 A病院のインシデント・アクシデントレポートの分析から
執筆形態 共著
掲載誌名 日本精神科看護学術集会誌 2020
掲載区分国内
巻・号・頁 61(2),205-209頁
著者・共著者 江村泰誠 遠田大輔 竹内陽子 杉角俊信 和久田洋平 高橋美恵 井田相孝
概要 本研究の目的は、認知症患者の転倒・転落の実態を明らかにすることである。単科精神科病院の2年間のインシデント・アクシデントレポートを調査した。対象は、認知症入院患者の事例286件であり、転倒・転落した患者の属性,移動方法,発生時間・場所、疼痛・打撲部位等を後方視的に調べた。結果、転倒・転落の発生時間は16時~20時が最も多く、日中はデイルーム、夜間は病室で多く発生していた。認知症の診断によって転倒・転落する患者の年代、性別、移動方法に違いが認められ、前頭側頭型認知症は他の認知症より若年者が多く、独歩の割合が高かった。血管性認知症においては男性が多く、車椅子使用時の転倒・転落が多かった。