ウチダ ケンタ   Kenta Uchida
  内田 健太
   所属   教育学部
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2001/10
形態種別 研究論文 
査読 査読あり
標題 袁宏道における八股文評価の問題
執筆形態 単著
掲載誌名 『東洋古典学研究』
掲載区分国内
巻・号・頁 (第12集),139-164頁
概要 本論では、「学問」が機能する場としての中国明代科挙社会と袁宏道との関わりを検討する。科挙に用いられる散文である八股文に対する袁宏道の年次的相違を抽出し、その相違は、第二期から第三期へと彼の「学問」が深化したことに対応することを明らかにした。その考察から、明代科挙社会の動向が、当時の思想と文学とに共通する基盤を用意し、その動向が思想史と文藝思潮とのパラレルな関係を生成したことを提示しようと試みたものである。