ウチダ ケンタ   Kenta Uchida
  内田 健太
   所属   教育学部
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2000/05
形態種別 研究論文 
査読 査読あり
標題 袁宏道前期「学問」考(上)
執筆形態 単著
掲載誌名 『東洋古典学研究』
掲載区分国内
出版社・発行元 東洋古典学研究会
巻・号・頁 (第9集),132-158頁
概要 袁宏道の思想及び文学の展開をその「学問」観念の変遷から三期に区分し、その第一、二期における彼の思想と詩文論の相関を総合的に検討する。思想面ではもと朱子学を学び、詩文実作では初め古文辞派詩学を修めた袁宏道は、陽明学左派の思想家李贄に傾倒することを梃子に、古文辞派の「学古」という思考に対し、「師心」という理念を打ち出して新たな詩学を唱えてゆく。本稿は、彼の「無学」という字の考証を通してその心意を探ろうとするものである。