ミヤノ ユタカ   Yutaka Miyano
  宮野 裕
   所属   教育学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/11
形態種別 学術書
標題 ユーラシア諸宗教間の受容と排除をめぐる比較史論
執筆形態 共著
掲載区分国内
出版社・発行元 勉誠出版
巻・号・頁 235-260頁
総ページ数 全312頁
著者・共著者 深沢克己、神田千里、山口輝臣、武内房司、西井涼子、宮武志郎、黒木英充、田村愛理、宮野裕、森田安一、那須敬
概要 担当箇所は「15世紀末ロシアにおけるカトリックの受容と排除—ノヴゴロド大主教ゲンナージーの文学サークルを中心に」。15-16世紀のロシアは「反カトリック」を標榜しながらも、プラグマティックなレベルにおいてはカトリック世界との交流を続けていた。教会においてもロシア北西部の都市ノヴゴロドではこれが許され、カトリックの聖職者を招いてカトリックの教理の研究がノヴゴロドの大主教座教会で行われていた。ところが、それがモスクワに持ち込まれて、モスクワ大公に対する強力な武器となったときに、大公はこれを徹底して弾圧し、教理研究のサークルを解体し、カトリック世界への敵視が始まったことを論じた。
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