オカモト ハナエ
岡本 華枝 所属 看護学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/09 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 認知症高齢者における通所サービス利用者の居住空間支援について-家族と通所サービス職員の認識の違いに焦点を当てて- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | ヒューマンケア研究学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 6(1),41-46頁 |
著者・共著者 | 西村美里、岡本華枝、鈴木千絵子 |
概要 | 通所サービスを利用している認知症高齢者のADL、IADL、居住空間の使い方に関して家族と施設職員の認識の違いを明らかにし、認知症高齢者の残存機能を最大限に活用した居住空間支援についての手がかりを得ることを目的に、A市の2施設で通所サービスを利用している認知症高齢者56名の家族と通所サービス職員を対象とし、ADL、IADL、居室の使い方についてアンケートを実施した。1人の認知症高齢者に対し家族と通所サービス職員の2名でそれぞれ評価した項目について、認識の違いを比較検討した。分析の結果、家族と通所サービス職員の認識はADLとIADLの項目について50%以上一致していたことが明らかとなった。認知症高齢者の残存機能の維持向上のためには、家族と職員が「その人らしさ」や「なじみ」について互いに知ることで効果的な支援につながる可能性が示唆された。 |