コイヌマ ヒロツグ
小井沼 広嗣 所属 教育学部 職種 専任講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 「ヘーゲル『法の哲学』におけるカント実践哲学への批判について」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『哲学年誌』 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第37号),1-22頁 |
概要 | 本稿では、ヘーゲル『法の哲学』に見られるカントの実践哲学への批判を足掛かりとして、ヘーゲルの人倫構想ならびにそこで実現される共同的自由のあり方を考察した。人間の自律性を個別的な道徳主体の形式的義務論として論じたカントとは異なり、ヘーゲルは、人間の主体的自由を共同性との具体的連関のうちで捉え、両者の統一として共同的自由を提示しようとした、という点を指摘した。 |