コイヌマ ヒロツグ
小井沼 広嗣 所属 教育学部 職種 専任講師 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 「ヘーゲル哲学における近代と悪の問題」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『哲学年誌』 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第40号),45-67頁 |
概要 | 《他なるもののうちに自己を見いだす》という和解の運動に「精神」の本質を見いだすヘーゲルの哲学は一般に、和解しえない悪の現実を不当に看過するものとして非難されがちである。しかし本稿では、個と共同性との分裂を必然とする近代社会との関わりから「悪」を論ずるヘーゲルの洞察が、今日でも通用するアクチュアルな問題提示を含んでいることを指摘した。 |