ナカシマ ヨウコ
NAKASHIMA, Yoko
中島 葉子 所属 教職教育センター 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/11 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | トランスマイグラントの時代におけるブラジル人青年の教育経験―学校教育と学校外教育の両面から― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 地域学論集(鳥取大学地域学部紀要) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 鳥取大学地域学部 |
巻・号・頁 | 12(2),75-103頁 |
総ページ数 | 12(29) |
担当範囲 | pp.77-86(Ⅲ.学校経験を中心に)、pp.102-103(付表) |
著者・共著者 | 著者:児島明・中島葉子 |
概要 | 【当該業績全体の概要】
ブラジルおよび日本で実施した35名のブラジル人青年の生活史分析をもとにかれらが自らの教育経験をどのように資源化していくかを考察した。越境移動の経験はブラジル人青年の進路形成にとって必ずしも障壁ではなく、重要な資源にもなり得る。また青年たちが進路形成のために教育経験を資源化する際に日本とブラジル、また日系社会を準拠枠組みとして柔軟に参照していることも明らかにした。資源化のプロセスを可能にするのはブラジル人学校やスプレチーボなどの教育制度であることを指摘した。 【本人執筆部分の概要】 Ⅲ.学校経験を中心に、および付表を執筆し、 トランスマイグラントである日系ブラジル人の若者がさまざまな準拠枠組みを用いて選択/選択回避を行いながら、ライフコースのなかで移動の多い学校教育経験を再解釈、資源化し、日伯の教育制度を活用した進学や入職の際に生かしていく様子を描き出した。 |