ナカシマ ヨウコ
NAKASHIMA, Yoko
中島 葉子 所属 教職教育センター 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 教員養成学部における日本語指導法の授業で育成される資質能力―リライト文の分析から― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 岐阜聖徳学園大学紀要<教育学部編> |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 岐阜聖徳学園大学教育学部 |
巻・号・頁 | 57,37-53頁 |
総ページ数 | 9(17) |
担当範囲 | pp.37-40(1問題の背景)、pp.40-41(2-2なぜリライト教材作成なのか)、pp.42-43(3-1授業概要と分析に使用するデータ)、pp.51-52(5教員養成学部における日本語指導法の授業の可能性と課題) |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 著書:中島葉子・大塚容子 |
概要 | 【当該業績全体の概要】
本稿は、教員養成学部の学生が半期15回の授業を受講することで日本語教育の基礎的知識および実践的指導力がどの程度獲得できるのかを、学生が作成した小学校低学年の国語教科書のリライト文を分析することで明らかにし、教員養成学部における日本語教育の授業の可能性と課題を検討した。教員養成制度のなかではJSL児童生徒教育への理解や実践的指導力育成の機会は限られているという現状のなか、リライト教材の作製を中心にすえた日本語指導法の授業は、学生に日本語を言語として理解する力および日本語調整能力を獲得させることができることが示唆された。一方で、日本語と教科の統合的指導を行う実践的指導力については獲得に難しさがあることが明らかになった。 【本人執筆部分の概要】 1問題の背景、2-2なぜリライト教材作成なのか、3-1授業概要と分析に使用するデータ、5教員養成学部における日本語指導法の授業の可能性と課題について執筆し、学校教育における日本語指導をめぐる課題と教員養成学部におけるカリキュラムをめぐる課題を明らかにした上で、実践的指導力育成の観点からリライト教材作成を行う利点を指摘した。共著者が執筆した分析結果を受けて本稿の最後に日本語指導法の授業の可能性と課題を整理した。 |