ヒラバヤシ トヨキ   Toyoki Hirabayashi
  平林 豊樹
   所属   教育学部
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2003/12
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
査読 査読あり
標題 新自由主義に抗する社会学理論家
執筆形態 単著
掲載誌名 人間と社会の探究 慶應義塾大学大学院社会学研究科紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 (第56号),21-33頁
概要 新自由主義に対して社会学理論が取り得る立場を、ギデンズ、トゥレーヌ、ブルデューに就いて究明した。ギデンズは、英国のブレア首相の参謀として、社会民主主義の再生を謳うが、経済効率と市場とを過度に重視し、企業や国家の負担を軽くし、NGOやNPOや共同体や個人に社会的責任を押し付ける。トゥレーヌは、少数派と被排除者との社会的権利のみならず文化的権利をも要求する社会運動に注目し、社会的諸範疇の差異を認めた上での社会統合(連帯)を目指し、労働を重視する。ブルデューは、経済のグローバル化が引き起こす弊害を暴き、又、福祉国家の理念を真に普遍的なものにすべく働き掛ける社会運動を、推奨する。三者が共通して有する見解が、左派の効用を認める点と、「市民社会=公共圏」を重視する点とである事を、論証した。