フルタ チエ
Chie Furuta
古田 千恵 所属 看護学部 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 女子大生の「冷え」に関する身体所見と冷水負荷試験による自律神経活動の検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 椙山女学園大学研究論集 自然科学編 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第43号),61-70頁 |
総ページ数 | 10 |
著者・共著者 | 黒木千恵、後藤節子、今別府志帆、中島文子、奥川ゆかり、那波潤美 |
概要 | 冷え性は女性に多い不定主訴であり、若年層の女性にも多いと報告されている。本研究では女子大生を対象に“冷え”自覚の有無・身体所見と冷水負荷試験による自律神経活動の検討を行った。結果、身体所見においては、体脂肪率・BMI・内臓脂肪レベルが“冷えあり群”が有意に低く、骨格筋レベルが有意に高いという結果が得られた。冷水負荷試験では負荷前・負荷中・負荷後の体温交差(深部体温と抹消皮膚温の温度差)、自律神経活動ともに“冷えあり群”と“冷えなし群”に有意差は認められなかった。体温交差は“冷えあり群”のほうが大きい傾向にあり、自律神神経活動においては冷水負荷に対する交感神経の反応が乏しいという結果が得られた。これらの結果より、“冷えあり群”では自律神経活動が健全に働いていないと推測された。
本人担当部分:研究計画、データ収集、データ分析、論文作成。 |