ヤマヨシ ヒロコ   Yamayoshi Hiroko
  山吉 裕子
   所属   藤女子大学  文学部 日本語・日本文学科
   職種   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/06
形態種別 書評論文、書評、文献紹介等
標題 [書評]大貫隆『聖書の読み方』岩波新書、2010年
執筆形態 単著
掲載誌名 福音と世界
掲載区分国内
出版社・発行元 新教出版社
巻・号・頁 (6月),42-44頁
概要 本書を通じて著者が提案しようとしているのは、「自主独立、そして本気で、聖書そのものを読むこと」である。至るところで「隙間」や「破れ」を残した読みづらい書物である『聖書』。この書物が最も力を発揮するのは、読者の常識に照らして違和感を呼び起こすところ、意味不明、異質で読みづらいと感じられるところである。想像力と感受性を働かせ、遅れてやってくる真の経験を開かれた態度で待つ。これこそが聖書を読む楽しみである。