中部学院大学・中部学院大学短期大学部 教員業績
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チドリ カズヒロ
CHIDORI Kazuhiro
千鳥 司浩 所属 看護リハビリテーション学部 理学療法学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/12 |
形態種別 | 学会機関誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 住民主体の運動教室における推進員の有無が 運動機能に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著/連名(筆頭執筆者以外) |
掲載誌名 | 愛知県理学療法学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 31(2),46-51頁 |
総ページ数 | 6 |
著者・共著者 | ◎二村 誠,吉元勇輝,千鳥司浩 |
概要 | 【目的】 本研究の目的は, 一定の教育体制が担保された推進員の有無が、 住民主体の運動教室に参加し た者の運動機能に及ぼす影響について縦断的に明らかにすることである.【方法】 運動教室参加者のうち体 力測定を4年間連続して継続実施できた者を対象者とし, 人数は185名 (年齢 : 69.6 ± 5.5 歳) であった. 対象者のうち推進員が存在する教室 118 名と推進員が存在しない教室 67 名の 2 群に分類した. 体力測定の 項目は, 10 m 最大歩行速度, 歩幅, 最大脚伸展筋力, 握力, 開眼片脚立位時間の 5 項目であった.【結果】 各群における年齢, 身長, 体重および性別の対象者特性については有意差を認めなかった. 最大歩行速度 については, 推進員あり群で経過とともに最大歩行速度が増加していた. また最大脚伸展筋力においても 推進員あり群のみにおいて 4 年後で最大脚伸展筋力が増加していた. その他の項目については, 有意な経 年変化は認められなかった.【結論】 一定の教育体制が担保された推進員が運動教室に関わることで運動機 能を向上することが可能であることが明らかになった. |