中部学院大学・中部学院大学短期大学部 教員業績
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ミカワ コウタロウ
MIKAWA Koutaro
三川 浩太郎 所属 看護リハビリテーション学部 理学療法学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/04 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 骨格筋量と筋厚の部位別関連性について ~生体電気インピーダンス法(BIA法)と超音波画像診断装置(US)を用いた予備調査~ |
執筆形態 | 共著/連名(筆頭執筆者以外) |
掲載誌名 | 岐阜保健短期大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 岐阜保健短期大学 |
巻・号・頁 | (9),126-131頁 |
著者・共著者 | 小池孝康,◎三川浩太郎 |
概要 | 【目的】骨格筋量と筋厚が部位ごとにどの程度関連するか明らかとするため,予備調査にて検証することを
目的とした.【対象】同意を得た健常若年者 34 名を対象とした.【方法】 Bioelectrical Impedance Analysis (BIA 法)を用いた左右下肢筋量,体幹筋量と,超音波画像診断装置 (US) を用いた左右腓腹筋厚,腹直筋厚 の関連を相関分析にて検証した.【結果】下肢筋量と体幹筋量は,左右腓腹筋厚と腹直筋厚のいずれの間とも 有意な正の相関を認めた.【結語】今回の予備調査では,単一筋の筋厚から骨格筋量が一定程度反映されるこ とが示唆された.同一部位のみならず全身筋量も筋厚が反映し得る可能性も考えられ,今後の課題として, US での測定筋を増やしての再検証,全身筋量との検証などを行う必要がある.生活習慣予防や BIA 法が行 えない内部障害患者等に,US による筋厚評価を用いることができれば,筋組成の推測や理学療法介入効果の 検証に有効な評価法となると考えられる. |